合宿免許が変わる

生命の発生と進展に関して、われわれにはわからないことばかりなのである。 レトロウイルスを思い出してほしい。
レトロとは「反とか逆」の意味、つまり「DNAを引っ繰り返した」といった意味で、レトロウイルスは遺伝子としてRNAをもっているのが特徴のウイルスである。 細胞に感染するとRNAを逆に転写してDNAにして、細胞内のDNAに連結してしまう性質が遺伝子治療の目的に合っている。
「RNAは遺伝情報をもつだけでなく、タンパク質の助けを借りずに自分自身を複製する触媒としての機能があるのがわかった。 つまり、RNAなら自己複製の情報をもつだけでなく、代謝機能までもてたのではないか。

遺伝情報からアミノ酸を作る作業を、RNAは単独で実行できた可能性があるのです。 そこでDNAを遺伝子としている現在の生命の前に、RNAを遺伝子として使っていた生命の時代″RNAワールド″があったのではないか、と考えられるのです」というイリオモテヤマネコは、1965年に沖縄県の西表島で頭骨が初めて発見されるとともに、現存種として生存していることが確認された。
専門家が調べた結果、「約2千万年前から500万年前までのあいだに中国大陸で繁栄していた、古代ネコの直系として現代まで生き残ったものである」と鑑定された。 同じ系統のヤマネコとして現代にまで残っている種がないため、まったく新しい種、つまり″新属新種″としてイリオモテヤマネコと命名され、今世紀最大の発見とまで騒がれたものであった。
このようないきさつに加えて、西表島にも20~30匹ほどしか生存していないことから、一イリオモテヤマネコのルーツ沖縄県の一部に、ごく少数の野生ネコとして生息しているイリオモテヤマネコは、わが国の特別天然記念物に指定されている。 そんな、人間社会とは離れた生活を送っている彼らが、遺伝子解析という現代のハイテクに関連して突然、注目を浴びるという出来事が発生した。
その経緯はこうだ。 972年になって″特別″がつく天然記念物に指定されている。
たとえば百科辞典で「イリオモテヤマネコ」の項をひいてみても、次のような記述が見られる。 「体長50~60センチ、尾長約25センチ、体重25キログラム、耳介が丸くその背面中央に白斑があり、体側には暗灰褐色の地に前後に走る暗色帯があるなどベンガルヤマネコに似るが、歯は一対少なく28本、脳が小さく、腰が下がっている。

こんな合宿免許、ありそうでなかった合宿免許だと思います。

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